フェンリル母さんと、書いてる中の人

はらくろはライトノベル作家(改造人間のノリで)であります。自著の説明や、宣伝。通勤や趣味で使っている自転車用品の説明や紹介。その他、ツイッターでは文字数が足りないことを書いていければいいと思っています。

フェンリル母さん 世界観 その2

外見(見た目)と生活習慣について話していきましょう。

人種と比べると、長命な種族もいれば、短命な種族も存在します。

亜人、獣人、または魔族と呼ばれる種族。

種族の数でいえば、一番多いのは獣人種で、人数では人種が一番です。

一般的に、長命な種族であればあるほど、種を残すのが難しいとされています。

獣人種は獣人であって、獣ではない。

多産なイメージがあるかもしれませんが、種を残す必要があるため、長命になったとされる説があったと言われるくらいだったりします。

もちろん、獣人種と人種の間にもうけられた子も存在します。

人種との間に生まれた子供は、その種族の特徴を色濃く受け継ぐ場合も、そうでない場合もありますね。

そのため、見た目では年齢がわからない人種もいなくはありません。

獣人種は、生まれたばかりのとき、人種とあまり変わりはなく、耳と尻尾があるかないかの違いでしかありません。

獣人種の方が比較的早熟で、集落や村、国によって違いますが、十五歳で成人を迎える種族もいますが、十八歳で成人となる国が多いです。

外見はある一定の年齢のときに固定され、成人を迎えた後、一番働き盛りの年齢で固定されることが多く、そこから緩やかに年をとっていくと言われています。

中には例外があり、少年や少女の姿で固定されてしまう人もいないとは言えません。

 

 種族によって違いますが、内包する魔力の総量によって、その寿命も違ってくるのです。

一般的な人種は、七十から百歳。

獣人種は、二百歳から上限はなかったりします。

この世界の自転と公転周期が早い、そういう訳ではなく、一日は我々の概念で言えば、二十四時間ほど、一年はおおよそ三百五十日から十日程の誤差があるとか。

なぜ誤差が発生するかは、機械が発展していないので、機械式の時計がないからなのです。

その昔、ルードと同じ、〝悪魔憑き〟と呼ばれた人たちが、何人いたという記録が残っているそうです。

現在も、この大陸や、海を渡った向こうにある大陸には、何人かが存在されるとされています。

そのため、時計は、日時計、砂時計、魔道具による時計が存在し、国によって時間を計るという習慣が、あったりなかったりします。

そういうこともあってか、標準時間というものは存在していません。

小さな集落や村では、日が昇って、日が落ちることで一日が過ぎていき、雪が降って、夏の暑さがあり、また雪が来ることで季節の違いを感じている人々もいるからですね。

 

この大陸に人数が一番多いのは人種。

次に犬人族、次が猫人族とされています。

蜥蜴や蛇のような、体表に鱗を持つ少数の種族、額に角を持つ種族。

身体の大きな種族、小さな種族、などなど。

様々な種族が一緒に暮らす、シーウェールズのような国もあります。

かといえば、人種以外人間と認めない国もないとは言えません。

なので、全ての種族の間に、交流があるとは言えないのです。

 

人種の住む国や町、村のある場所は、山の麓や湖、海が近くにある開けた場所に存在しています。

この世界には、獣が存在し、中には人を、獣人を襲う種も存在するのです。

草食獣もいれば、肉食獣もいます。

魚も甲殻類も、それ以外の生き物もですね。

狩りの得意な種族は、草食獣を狩りながら、生計を立てていたり、そうでない種族は、作物を育てて生活するものもいます。

芋や麦などの穀類を主食とするもの、肉や魚を主食とするもの。

葉野菜や、根野菜、果物も自生していたり栽培されていたり。

様々な種族がいるからこそ、様々な食習慣も存在するのですね。