youtubeでのコミカライズコンテンツ、無断転載について
先日ツイートしたこの問題
コミカライズされている先生方は、ご確認ください
— はらくろ@運動不足_(┐「ε:)_ (@kuro_mob) August 28, 2019
Youtubeでご自分の作品タイトル、または【異世界漫画】のキーワードで検索すると、再生時間の長い、漫画の画像がスクロールするだけの動画が出てきます
出版社公式動画でなければ、それは【再生数、再生時間数を稼いで報酬を得るための無断転載】です
youtubeで、コミカライズのコンテンツが動画化されて、それがネット上にいる不逞の輩に保存されてしまい、イタチごっこのようにアップロードがされ続けるという問題です。
私の作品『フェンリル母さんとあったかご飯』がコミカライズされまして、ここで改めてこの事件の怖さが認識できたということになります。
youtubeでは、再生数(再生時間も関係していると聞いた事があります)に応じて、報酬が受けられるシステムとなっています。
それを悪用し、出版社と作家の著作物である漫画というコンテンツを勝手に動画にし、それをアップロード。
不特定多数のユーザに閲覧させることにより、報酬を不正に得るということを行っています。
これは、好意的に作品を宣伝しているというわけではなく、大げさな表現かもしれませんが、漫画村のようにコンテンツを殺しに来ていると言っても過言ではないと思っています。
私は、自作品をたまに検索し、編集部へ連絡を入れて、対処してもらうことで、今のところ『フェンリル母さんとあったかご飯』の動画は見当たらない状態になっています。
ただ、他の有名作品は未だ残っている状態です。
中には五十万回以上の再生数になってしまっているものも少なくはありません。
これは大問題です。
本来、公式なコンテンツにPVとして加算されるべきものが、搾取されているのです。
youtube上でアップロードが続けられている動画は、実はその都度作られているわけではありません。
悪用している者が、その動画を何らかの方法(ここでは明記しません)で保存し、それをまたアップロードしているだけ。
一度該当する動画が作られてしまうと、ツイートした内容のように一生ネット上のデジタルデータとして残ってしまうということなんですね。